名古屋市中区千代田3-14-14 パルティール鶴舞2F TEL.052-332-7870

第19回コラーゲンワークショップ

12月14日日曜日に東京で開催された第19回コラーゲンワークショップに参加しました。
神谷町にあるコラーゲン株式会社がワークショップ会場です。

私もかなりヒアルロン酸、ボトックスの治療を行っています。
現在自分が施術している手技を再確認するために参加しました。

神田美容外科形成外科医院の征矢野(ソヤノ)進一先生が講師です。
征矢野先生は20年以上前より日本でコラーゲン注入を行っておりまさにこの領域の第一人者です。また東京大学医学部卒業の秀才でもあります。

征矢野先生にコラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックスのレクチャーを受けた後に実技に移ります。私は刺した針を引きながら薬剤を注射する(スレッドテクニック)ことが多いですが征矢野先生から細かく注射する手法(パンクチュアーテクニック)の利点を学びました。この手法は下眼瞼、目じりなどのこまかいシワに有効ですね。
その他にもハッピーリフトの実技もあり実りの多いワークショップでした。
 
 
征矢野先生とのツーショット写真です。年齢を感じないとてもダンディーな先生です。
院長、緊張して顔がこわばていますね(笑)。

 
 
これが征矢野先生の打ち方です。右手小指でしっかりと体勢を決め、左手の人差し指でシリンジを固定します。院長も基本を改めて学び直しました。

 
 
ワークショップの後は虎ノ門パストラルで中華料理を堪能しながら征矢野先生と懇談です。
とてもなごやかな雰囲気で話がはずみました。

 
 
この後、夜9時10分の新幹線に飛び乗り名古屋に戻りました。
もうくたくたです。SSクリニックの院長に休日はありません。とにかく勉強勉強の毎日です。皮ふ科SSクリニックは伸びますよ~

ブログ(巻き爪治療 VHO)更新しました。

両拇趾の巻き爪は大変に痛いものです。
以前にも院長ブログで画期的な巻き爪治療VHOを紹介しました。
最近、このVHOによる問い合わせが多いので再度ご紹介します。

お知らせ 2008. 12. 8

巻き爪治療 VHO

以前にもこのブログでVHOによる巻き爪の治療法を紹介しました。
最近は以前にもましてVHOの問い合わせが多いので再度紹介します。

メディカル・フスフレーガーのエルヴィラ・オストホルト氏によって1979年に創設したオートニクシー研究所で開発された巻き爪矯正技術についての名称がVHOです。
Virtuose Human Orthonyxio(熟練の技による人間的な巻き爪矯正法)の頭文字を取ってVHOと呼ばれています。

巻き爪の両側に特殊なワイヤーを挿入し、両側のワイヤー同士をストリングと呼ばれる金属で引き締めることで陥入した爪を元の状態にする方法です。ドイツ生まれの手法であり類似の金属プレート法、簡易ワイヤー法にくらべると再発率が少ないのが大きな特徴です。

VHOを習得するには講習を受け免許を得なければなりません。
院長は2007年にドイツのフットケア技術の第一人者であるアクセル・ペルスター講師から学びました。このVHOを日常診療にて施術していますがとてもいい術式であると感じています。基本的に無麻酔で行います。爪の陥入がひどい症例ではワイヤーを挿入する時に一瞬痛みを感じます。院長のトークで勘弁してください(笑)。
 
 
下の写真がVHOの免状です。 Shinichi  Shibata の文字が 見えますか?

 
 

両端のワイヤーをストリングと呼ばれる金属で引き締めているところです。
歯の矯正に近いイメージです。

 
 

下の写真に注目して下さい。
両足の両端のワイヤーの間隔に左右差があるのにお気づきですか?
院長が初期の頃に施術した症例です。まだまだ若造でしたね(笑)。
ワイヤーの間隔は1cmくらいが程よいテンションが加わり理想とされています。

 
 

ストリングをカットした先端はこのままだと靴下、ストッキングに引っかかりますのでシールを特殊なノリで固定します。 緑が鮮やかです。

 

 
お星様も素敵ですね。

 
 
男はワイルドにスケルトンです。

VHOについてのお問い合わせは遠慮なく皮ふ科SSクリニックまでご連絡ください。
TEL. 052-332-7870 (休診日 木曜日、日曜日)

たかが粉瘤、されど粉瘤。

このブログで過去にルーペによる粉瘤のくりぬき法を紹介しました。
皮ふ科SSクリニックは個人クリニックとしては珍しいくらい紹介状を持参した患者さまが多く来院されます。最初は名古屋大学皮膚科の同門の皮膚科開業医の先生方からの紹介が多かったのですが、とくに最近は名古屋大学病院の他科の医師からの紹介、医師の家族、製薬メーカーさまなど病院関係者のかたが増えていますね。他の医療関係者からとても高い評価を頂いているものと素直に嬉しく思います。

さて今回は下顎に生じた粉瘤についてです。
この患者さまは名古屋大学病院の乳腺外科のドクターからの紹介です。

左下顎にしこりが主訴です。表面がなだらかに隆起しており淡青色に透見できます。
指で触ると境界はわりとはっきりとしています。臨床的に粉瘤(ふんりゅう)を疑いました。

数年前に他のクリニックで皮膚生検を受けており周囲組織との癒着が疑われます。このような症例ではくりぬき法ではなくメスによる切除法が安全です。

問題は切除デザインです。下顎の皮膚割線を利用して縦に切開するのが普通ですが術後の創が目立ちそうです。腫瘤からやや離れていますが切開線として下口唇の赤唇縁ラインを利用することを選択しました。

話はずれますが当院では顔面の手術に局所麻酔の針として29Gもしくは32Gの細い針を使用しています。これにより麻酔の痛みが最小限に抑えられます。保険診療でこんな割に合わないことしているのは皮ふ科SSクリニックだけですよ!

腫瘤はなんと筋層内(口輪筋~下唇下制筋)に局在していました。私も皮膚外科医として数多くの粉瘤を摘出してきましたが筋層内の粉瘤は珍しいです。

腫瘤(粉瘤)を筋層から丁寧に摘出、筋層をバイクリルと呼ばれる吸収糸で縫合します。

皮膚縫合は創部が目立ちにくい白ナイロンをあえて使いました。白ナイロンなら手術直後から傷が目立ちません。臨床診断、皮膚切開のデザイン、腫瘍の完全摘出、これらトータルな技量が皮膚外科医に要求されます。

病理組織検査の結果は粉瘤でした。
診察、手術、病理組織検査いずれも保険診療ですのでご安心ください。

手術の1週間後に抜糸をしました。抜糸直後の写真ですが腫脹も少なくこの段階ですでに傷もほとんどめだちません。 院長、相変わらずいい仕事していますね(笑)。

ちょっと愚痴を・・・。
現在の日本の医療制度では32Gの針もバイクリル糸、ナイロン糸も全て病院負担です。
特にバイクリル糸は値段が高いです。美容外科の手術に比べると本当に割りが合わないですよ。患者さまにやさしい治療をしようと思えば思うほど病院の負担は増えます。
しかし、こういう症例に逃げ出さずきちんと結果を出す皮膚科医(なんちゃって美容皮膚科さんは論外!!)が限りなく少ない以上、これも私の使命だと思い執刀しています。
すべては患者さまの笑顔のためです。

(写真は個人情報保護法に基づき患者さまより承諾を得ています。)

ブログ(たかが粉瘤、されど粉瘤)更新しました。

まだまだ第5回国際美容外科学会の興奮が体に残っています。
形成外科医、美容外科医そして皮膚外科医。ボーダーレスな時代になってきました。
誠実に一生懸命治療に取り組む医師が勝ち残っていくのでしょうね。
今回は皮膚良性腫瘍で手術する頻度が高い粉瘤について再度取り上げました。


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