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粉瘤 くりぬき法 season 2

最近嬉しいことがありました。
それは粉瘤の手術を受けに京都から患者さまがいらっしゃったことです。
三重県、岐阜県からは比較的よくおいでになりますが京都のかたは初めてです。

左下顎にしこりがあり、商談などで相手の視線をしこりに感じるのがずっと気になっていたようです。

 
粉瘤の手術を受けたくてインターネットで評判のよさそうな病院を探していたところ皮ふ科SSクリニックにたどりついたそうです。まさに医者冥利に尽きます!

この程度の大きさの粉瘤であればメスによる切除摘出よりくりぬき法による摘出のほうが傷はずっときれいに治ります。
院長、この日は燃えに燃えました。燃えよ、しんちゃんです。あちょー
 
下の写真が皮ふ科SSクリニックの粉瘤くり抜きセットです。
注射の痛みを最小限に抑えるために29Gマイジェクターを使用しています(写真一番右)。

 
これがくりぬき法に用いる4mmトレパンです。3mmでは粉瘤の壁が上手く摘出できません。
4mmを使用するのがコツです。

 
4mmトレパンで粉瘤のヘソをくり抜きます。くり抜く角度も重要です。院長のゴールドフィンガーにかかればつまむだけで粉瘤の嚢腫壁が自分から飛び出してきます。

 
完全に摘出できたかどうかは術中の所見で見当が付きます。
嚢腫壁がきれいにポップアウトされています。これが本当のくりぬき法です。

 
嚢腫壁の底をルーペを用いて摘出します。完全に摘出しないと再発します。

 
摘出後の状態です。創は最終的にニキビ痕くらいの小さな傷となりほとんど目立ちません。

 
基本的に手術検体は全例を病理組織検査に提出しています。
病理標本でも嚢腫壁がしっかりと取れているのが確認できました。

 
1週間後に再診してもらいました。肉芽が十分に盛り上がりとてもいい状態でした。
わざわざ名古屋まで来た甲斐がありました、と何とも嬉しいお言葉を頂きました。
 
 
(ここからは平成21年10月4日に追加記載しました。)
別の患者さんです。右外眼角部のしこりがどんどん大きくなってきたとのこと。
腫瘤の中央部に黒いヘソがあり粉瘤であることが分かります。

 
この部位は顔面神経の側頭枝に気をつけなくてはいけません。
プロフェッショナルが行うと嚢腫壁がつるっと摘出できます。

 
手術して2週間後の状態です。肉芽が盛り上がり上皮化しています。
1年もするとキズはほとんど分からなくなります。

 
もし、自分の顔に粉瘤ができたらメスで大きくがばっと取るのではなく、くりぬき法で取ってほしいな・・・  名古屋の柴田先生に手術して欲しいな・・・  なんて(笑)。
 
粉瘤のくりぬき法は慣れない医師が行うと再発することもあります。
経験豊富な皮膚外科医の執刀を受けることをお勧めします。
 
皮ふ科SSクリニックでは粉瘤くりぬき法を数多く行っています。
(皮膚超音波診断などの術前検査、手術、病理組織検査を含めて全て保険診療でカバーしています


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