やっぱり大変ですわ~。
ルビーレーザーは大変デリケートな機械です。
定期的なメンテナンスが必要です。
レーザーメーカーの技術員さんに来てもらい、ルビーレーザーを分解してメンテナンス
してもらいます。まるっと2時間はかかります。

光軸のズレがないか、出力低下がないかなど細部までチェックします。

何かと大変なんですよ、ルビーは。
でもいいレーザーなんですよ。ヤグなんかとはものが違う。
高校野球と大リーグくらいの差かな。
大阪の師匠が言われていました。
ルビーレーザーを認知させるのに10年かかったと。
本当によいものでも偏った広告で正当に評価されないのが美容の世界です。
シミにはQスイッチレーザーが有効ですが弱点はあります。
扁平母斑、炎症後色素沈着と肝斑です。
この3つの治療は難しいです。
扁平母斑はレーザー照射しても高率に再発します。
炎症後色素沈着はレーザーでいったんは薄くなりますがまた再燃します。色素脱出を生じることもあるので要注意です。レーザー照射はしないほうが無難です。
肝斑はどうでしょう?
トップハット型のQ-YAGの空中照射がよいとの広告をよく見かけます。
本当ですか? エビデンスはありますか?
トラネキサム酸内服、トレチノイン外用と比べて有意差はありますか?
その治療で薄くなったとしてどれくらい効果がもつのですか?
肝斑には肌を擦り過ぎないスキンケアとトラネキサム酸の内服が基本ではないでしょうか。
スキンケア、トラネキサム酸の内服だけで効果が分かりにくい肝斑にトレチノイン軟膏を
処方することがあります。
SSクリニックの秘密調合室です(笑)。

トレチノインの欠点は刺激が強いことです。NOVさんからCD-トレチノインを納入しています。
環状オリゴ糖であるシクロデキストリン(CD)を調整、皮膚刺激を緩和した優れものです。
黄色のきれいな粉末です。

モイスチュアエッセンスと配合して濃度を0.025~0.05% にしています。

治療が難しかった炎症後色素沈着、肝斑によさそうですね。
さあ、どこまで効果が出るのか? またブログで紹介します。
