テレビは選んで見ると良い思います。
ランダムに見ると頭があんぽんちんになります。
私が好きなのはドキュメンタリーです。
毎日放送の【情熱大陸】とNHKの【プロフェッショナル 仕事の流儀】が双璧です。
情熱大陸に岡山大学医学附属病院小児心臓外科医の佐野俊二先生が出演されました。
佐野先生は私が岡山大学の学生時代のときにポリクリでお世話になった先生です。
テレビの中でのコメントで心に引っかかった言葉がありますので引用します。
「手術を腕ですると思ううちは二流やと思う。手術は頭でする。上手い人は頭が冴えている」
眼瞼下垂手術もそうです。頭で眼瞼の解剖をイメージして手術する。下横走靭帯を頭で
イメージして、挙筋腱膜の前転を阻止している部位を理屈で突き止めないといい仕上がりになりません。腕だけではないのです。
プロフェッショナル 仕事の流儀で記憶に強く残った放送があります。
コロンビア大学ニューヨーク・プレスビテリアン病院 移植外科医の加藤友朗先生です。
加藤先生が番組で述べられた言葉が心に残りました。
「しつこく、食い下がること」
何気ない言葉ですが、臨床医にとってとても大切なことです。
眼瞼下垂手術が納得がいかなかった日、帰宅して師匠である北澤先生の手術をDVDで
見直します。北澤先生と私のなにが違うのか?見るたびに気づきがあります。
症例を重ねた今でも見続けています。我ながらしつこいとあきれます。
手術はすべてが満足の行く結果になるとは限りません。だからこそ、必要であれば修正術もいとわずに行うのです。しつこく、食い下がる。至言だと思います。
今回は独り言のような変なブログを書いてしまいました。
夏の暑さで頭がやられたようです。
夏の日に。 これぞまさに甲羅干し。

