名古屋市鶴舞の美容外科・皮膚科クリニック 皮膚科SSクリニック

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ほうれい線 あなたの選択は?

年齢とともに頬の皮膚がたるみほうれい線が目立ってきます。
 
嫌ですね~。
 
ほうれい線の治療の代表がヒアルロン酸治療でしょう。
 
ヒアルロン酸をほうれい線に注入すると溝が目立たなくなります。
SSクリニックでも施術しています。
 
コラーゲンに比べて異物反応が少なく比較的安全な治療とされています。
生体内では関節、硝子体、皮膚、脳の細胞外マトリックスに存在するそうです。
 
過去に数回のヒアルロン酸治療を受けて当院を訪れるかたもいます。
私も要望があればほうれい線へヒアルロン酸の再注入を行います。
 
ヒアルロン酸治療について思うことがあります。
 
複数回の治療歴のあるかたを私は見抜けます。
ほうれい線をよく見ると白かったり、触ると硬さを感じることがあるからです。
 
生体のヒアルロン酸はN-アセチルグルコサミンとグルクロン酸の二糖単位が連結した構造を持つ高分子です。
 
注射するヒアルロン酸と生体内に存在するヒアルロン酸は構造が違うのでしょうか?
 
私には分かりません。
 
白く見えるの注入が浅すぎることによる術者の不手際でしょう。
では、硬さは?
 
なんらかの異物反応が生じているようにしか私には思えないのです。
 
2~3回のヒアルロン酸注入なら問題ないでしょう。
では、長期的にほうれい線治療を続けていきたい人には?
 
私は多血小板血漿療法(W-PRP)をお勧めしています。
自分ならばこちらの治療を受けたいです。
 
またまた前置きが長すぎました。
 
39歳、ロシア人とのクォーターさんです。
クリスチーナ、ブログ協力ありがとう。ボルシチ奢りますね。

 
ヒアルロン酸治療を受けましたが改善しなかったそうです。
ヒアルロン酸の効果が出にくいほうれい線は確かにあります。骨格などの問題でしょうか。
 
迷わず多血小板血漿療法を行いました。
ヒアルロン酸注入と違い、効果が1ヶ月単位で表れるので自然です。
 
施術1ヶ月後です。効果が少し出てきたところです。
硬結はなく触った感じがとても自然です。

 
治療前の側面写真です。

 
治療3ヵ月後です。より効果が出てきています。
肌にもハリが出てますね。糸ではハリはでないですよね?

 
私の経験ですと、ほうれい線への多血小板血漿療法は2週間くらいで効果を感じます。
6~9ヶ月くらいまで効果がアップし続けます。その後、数年間効果が持続します。
(何年間持続するか?今、データを解析中のでしばしお待ち下さい。)
 
多血小板血漿療法の利点を私なりにまとめました。
 
○注射針は30G使用なので痛みがかなり少ない。
○効果が少しずつでてくるので他人にばれにくい。
○ヒアルロン酸と異なりほうれい線が硬くならずナチュラル。
○効果が3年くらい持続するらしいでの頻繁な注射が不要。
 
欠点は、
●塩化カルシウムを入れて最もよく活性化される時間帯があるので術者がせわしない。
●ていねいに作成しないと効果がでない。
●下眼瞼では予想よりも改善度が低いことがある。
●濃度と注入する深さを考えないと効果がでない、もしくはダマ(小さなシコリ)になる。
(ヒアルロン酸のダマはヒアルロニダーゼで分解できるが多血小板血漿のダマは分解が
困難)。
 
私はダマにしたことはありませんが、下眼瞼に対しては十分な効果がでないことが時に
あります。現在の研究課題ですが必ず解決させます。
 
全例で下眼瞼にも効果を出す!
そんな気構えで多血小板血漿療法を毎日こつこつと施術しています。
 
クリスチーナは下眼瞼の効果が不十分であったので再チャレンジしました。
32Gの針を用いルーペで真皮内の針を透見し、よい深さに確実に注入するのがコツです。

 
私見ですが、
これから先、ヒアルロン酸は涙袋形成や隆鼻など形を造るものに適応が限局してくるのではないでしょうか。
 
特に下眼瞼はヒアルロン酸でぼこぼこになった患者さんがよく来られます。
下手な先生ほどイケイケドンドンで量を入れるので手に負えません。
 
私はこの部位にはヒアルロン酸を注入しません。
きれいに仕上げる自信がないからです(おそらく私は下手なのでしょう)。
 
下眼瞼のファーストチョイスは多血小板血漿療法だと思います。
 
 

ほうれい線にもどります。 さて、賢明なあなたの治療選択は?

W-PRP,院長Blog(治療について) 2011. 2. 16

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