名古屋市鶴舞の美容外科・皮膚科クリニック 皮膚科SSクリニック

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W-PRP

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 成長因子添加型多血小板血漿療法 【W-PRP注入療法】

最も難渋する治療の一つが眼の下の小じわです。

ヒアルロン酸を注入するクリニックもありますが、私はお勧めしません。
眼の下の皮膚はうすいためヒアルロン酸が透けて見えることがある、索状の固まりを作ることがあるからです。

ほうれい線、隆鼻のヒアルロン酸注入は手がけていますが、眼の下のヒアルロン酸は全て断っています。仕上がりに自信が持てないことは提供したくないからです

眼の下の小じわにどんな治療がよいか?

その答えのひとつ成長因子添加型W-PRP(白血球含有多血小板血漿)注入療法です。

自分の血液を用いて肌の再生を促す、シワ・タルミの治療です。
もともと血液に含まれている血小板や白血球は体にできたキズを治す働きをしています。
その血小板と白血球を濃縮し併用して用いることで、ヒトが本来持っている自然治癒力・組織再生力を最大限に引き出します。

自分の血液で自分の肌を再生させる、再生医療を応用した治療法といえます。

当院での再生医療の手順について説明します。
 
36歳のとてもチャーミングな女性です。彼女が言われるには、眼の下のこじわが最も年齢がでるとのことです。 さて、彼女の小じわはどこまで目立たなくなるのか?

 
特殊な採血管で採血します。眼の下のこじわのみなら採血管1本、9ccでOKです。
強く駆血しすぎると血球が破壊されカルシウムイオン濃度が高くなってしまいます。
すでにこの時点から治療の仕上がりは影響されるのです!!
老婆心ながら美容皮膚科の先生がた、大丈夫ですか~?

 
遠心分離機で血球成分と血漿を分離します。

 
分離された状態です。ここからは採血管を振動させないよう慎重に取り扱う必要があります。採血管の取り扱いも効果に差が出る重要なファクターなのです。

 
血漿成分を1ccほど残します。ここに濃縮された白血球、血小板が凝集されています。
血漿は上層からゆっくりと吸引していきます。撹拌させてしまうと効果が全くでません。
*医局の後輩ドクターより以下のような質問がありました。
「先生、遠心分離にかけると白血球、血小板などの血球成分もフィルター下の赤血球の層にいくはずですよ。」 下の試験管を良く見てください。中央に白い固まりがあります。
これはフィコールのような分離フィルターです。これにより密度勾配遠心がかかり、白血球と血小板が白い分離フィルターより上の層にたまるのです。このフィルターこそがこの試験管の最大のポイントなのです。


 
塩化カルシウムが入ったスピッツに入れます。

 
細胞成長因子を追加してでき上がった成長因子添加型W-PRPです。これは強力ですよ。

 
30Gの針を用いて眼の下に注入します。注入点は3点、皮下脂肪のレベルに注入します。
時間がたつにつれてゲル化が進むので、手早く正確に施術します。

 
ガーゼを用いて顔の輪郭に沿って軽く押し広げます。強く押し付けるのもよくありません。
この操作で仕上がりが左右されるほどです。術者によって効果の差がでる施術ですね。
(下の写真はしこりになっていないかを指で確認しているところです)

 
施術直後の状態です。発赤が目立ちます。特に右頬部はしみの部分にも注入したので余計に目立ちます。しみもうすくなるなどトータルな治療が期待できます。
 
発赤は3日間くらいは目立ちますのでOLさんは週末の施術がよいでしょうね。

W-PRP,院長Blog(治療について) 2009. 10. 4

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