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診療だより

診療だよりの記事一覧

  • メンズ脱毛

    2013-09-08 UP!     カテゴリー:レーザー脱毛, 診療だより

    私     「どうですか?」
     
    患者さん 「朝がすごく楽です。」
     
    さて、なんの会話でしょうか?
     
     
    ブログに協力して下さった患者さんに御礼申し上げます。
    32歳の男性です。毎朝の髭剃りが大変だそうです。

     
     
    気持ち、わかります。
     
    かつての私がそうでした。
    のどぼとけ周囲は毛が寝ていて、本当に剃りにくい。
     
    無理に剃って、毛疱炎を併発することもしばしばあります。
     
    かつて、男の脱毛は本当に難しいと言われていました。
    最低でも10回以上の治療が必要とか。
     
    4回脱毛した時点での写真です。ずいぶんとすっきりしました。
    くびの毛が飛び出ているのは5回目の脱毛中。

     
     
    痛みが弱いひとは麻酔クリームを外用します。

     
     
    顔の脱毛は院長の私が気合をいれて行います。
    毎回、細かく設定を変える必要があります。
     
    あなたは無駄な脱毛をしていませんか?
     
    最短・最速の脱毛を私は目指します。
     
    最強のパートナーはサイノシュアーEllite MPXです。

     
     
    自分の顔に10回照射しました。

     
     
    上の写真は休日の日に撮影しました。
     
    私は休日にはひげを剃りません。白い毛が伸びています。
    残念ですが、白髪の脱毛は困難です。
     
    白くなる前に脱毛しましょう。
    朝の髭剃り時間を短縮してくださいね。

  • 眼瞼下垂手術 -信州大学方式について-

    2013-08-28 UP!     カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより

    最近は10代の患者さんが多いです。
     
    術後はみなさん、明るい表情になりますね。
     
    信州大学形成外科方式の眼瞼下垂手術について。
    認知度がましたせいか、雑誌などでこの術式の図を見かけます。
     
    以前に出したシェーマ(図)です。
    左は眼瞼下垂の図(挙筋腱膜が瞼板から外れている)、右が下垂手術した図です。

     
     
    よくありがちな図ですが、よくよく考えると正確ではない気がします。
     
    そもそも、それ程簡単に挙筋腱膜が瞼板から外れるものでしょうか?
     
    今までの手術経験を振り返り、新しい図を描きました。
     
    左図は眼瞼下垂(挙筋腱膜が伸びて緩んでいる)。  右図 挙筋腱膜を瞼板に固定。

     
     
    信州大学方式の眼瞼下垂手術は、緩んだ挙筋腱膜を締めて、瞼板に固定する術式です。
    挙筋腱膜を瞼板から剥がしたりはしません。
     
    眼瞼下垂手術を行っている眼科医とお話すると、この点で話が食い違います。
    瞼板から剥がさずに、挙筋腱膜を締めて、前転固定するのが信州大学方式です。
     
     
    平成23年に眼瞼下垂手術を受けた、私の眼瞼さんです。
    下横走靭帯など抵抗組織を切除して(手術のポイント)、挙筋腱膜を前転します。

     
     
    引き締めて、瞼板に固定します。

     
     
    手術写真は生々しいですが、手術中に痛みはありません。
    正確には手術が終わる頃、皮膚を縫う頃にチクチクと感じることがあります。
     
    眼瞼への局所麻酔も麻酔テープを貼ることで、想像よりずっと楽です(実際に経験)。
    麻酔をあえて多く使うことが、術中の出血を減らすコツです。
     
    私が行う眼瞼下垂手術に興味がある方は、お気軽にお電話をください。
    お待ちしています。
     
    追伸
    平成25年8月28日の時点で12月中旬~下旬の眼瞼下垂手術枠は埋まりかけています。
    10月、11月は一部空きがあります。

  • 英文論文

    2013-08-12 UP!     カテゴリー:PRP療法, 診療だより

    英文論文を読む習慣が減ってきました。
    こりゃ、いかんです。
     
    当院は8月14日よりお盆休みをいただいています。
    お盆休みに少しは勉強したいですね。
     
     
    眼瞼下垂と多血小板血漿療法(W-PRP)の論文。

     
     
    眼瞼下垂の論文(向かって左)は北澤先生からいただきました。
     
    ハードコンタクトレンズを装着している人はそうでない人よりも、眼瞼下垂に
    なるリスクが20倍も高いのです!
     
    コンタクトレンズ性眼瞼下垂症は治療が手ごわいです。
    挙筋腱膜がかなり薄くなっており、下垂手術をしてもある程度もどってしまいます。
     
    コンタクトレンズ性眼瞼下垂症では、ある程度兎眼になるくらい挙筋腱膜をしっかりと
    前転させ、瞼板固定します。
     
     
    多血小板血漿療法の論文(向かって右)はK先生からいただきました。
     
    白血球を添加した血小板療法のほうが、シワへの治療効果が高いことを、
    ヌードマウスの耳介組織をサンプリング、病理組織標本から検討されています。
     
    私が多血小板血漿療法を始めて5年経過しました。
    当初より、血小板分離法も進化していっています。
     
    血小板の分離についても、
    遠心分離は1回、それとも2回(Double spin)のどちらが効率がよいか。
    血小板回収に最も効率のよい遠心分離の回転数、時間はいくつなのか。
     
    多血小板血漿療法も奥が深く、とても興味深い治療です。
     
    合併症を限りなく抑え、最大限の効果を発揮する。
    SSクリニックの多血小板血漿療法(W-PRP)もどんどん進化していきます。

  • 眼瞼下垂手術における術中調整

    2013-07-22 UP!     カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより

    月刊誌「形成外科」克誠堂出版 7月号を購入。

     
    特集は「眼瞼下垂手術における私の術中調整の工夫」です。

     
     
    愛知医科大学形成外科、北里大学北里研究所病院形成外科、
    東京女子医科大学東医療センター形成外科の3施設から
    腱膜性眼瞼下垂手術の術中調整についての報告がありました。
     
    手術デザインのコツ、麻酔はしっかりと量を使うこと、挙筋腱膜を固定
    した際には座位で左右を確認、睫毛の向きに注意する、など。
     
    それ程、新しい報告はありませんが、自分の術式を再確認するには
    役立ちました。
     
    手術はなんといってもデザインが重要です。
    左右差を生じさせないためには、左右の操作を交互に行うのがよいです。
     
    右眼の皮膚を切除した後、眼輪筋を切除します。

     
     
    すぐに左眼の眼輪筋を切除します。

     
     
    右眼の眼窩隔膜を切開します。

     
     
    すぐさま、左眼の眼窩隔膜を切開します。

     
     
    挙筋腱膜を前転して瞼板に固定します。
    挙筋腱膜のどこに糸をかけるか、これがポイントです。
     
    術中にキャリパーで瞼板の幅、筋腱合流部から位置を測定します。

     
     
    成書には、筋腱合流部から4mm末梢側の挙筋腱膜を瞼板に縫合するように
    記載されています。
     
    上の印が筋腱合流部、下の印はそこから4mmの位置です。

     
     
    この位置で縫えば、ちょうどよいか?
    よい場合もあいます。そうでない場合もあります。
     
    結論として、4mmの位置はあくまでも参考にすぎません。
     
    左手で挙筋腱膜を前転して、そのテンションを感じ取りながら、
    瞼板と固定します。左手の感覚がとても大切です。

     
     
    下の図で、左は眼瞼下垂の常態、右は下垂手術をした状態を絵で示しています。
    手術により、しっかりとした重瞼ラインができ、睫毛も上を向きます。

     
     
    腱膜性眼瞼下垂術の調整として以下のようにまとめます。
     
    ○ 手術デザインなど測定できるのものを左右正確に測定、デザインする。
     
    ○ 手術操作は左右の眼瞼で各ステップごとに交互に行う。
     (切除する眼輪筋の量、眼窩隔膜を切開する位置など等しくする)
     
    ○ 挙筋腱膜と瞼板の縫合は左手の感覚を研ぎ澄まし、同程度に固定する。
     (前転する部位は左右差がでても、左手の感覚を優先する)
     
     
    果てしない道を追いかけるのが、眼瞼下垂手術の道のりです。
    ゆめゆめ慢心しないよう、精進し続けたいものです。

  • 美容虎の穴 下眼瞼手術

    2013-07-08 UP!     カテゴリー:眉毛下皮膚切除術, 診療だより

    山本美容塾(JASS)が大変なことになっています。
     
    熱気がすごいのです。西永福に熱帯高気圧が発生しています。
     
    前回の池田欣生に続いて、久保隆之先生が登場です。
     
    久保先生は日本で下眼瞼のくま治療を広めた第一人者です。
    皮膚を切らず、結膜から眼窩脂肪を摘出するオーソリティーです。
     
    生き馬の目を抜く、美容激戦区銀座で勝ち残った先生です。
     
    銀座キューヴォ クリニック 久保隆之先生。天才肌の先生です。
    下眼瞼除脂術は6,000例以上の経験をお持ちです。信じられない!

     
     
    山本塾長と久保先生の夢の競演。

     
     
    眼窩脂肪の下垂に伴う溝(tear trough)を治療します。

     
     
    この症例では、経皮的アプローチで眼窩脂肪をtear trough に移動させ、溝を目立たなくします
    (fat repositioning)。 眼窩脂肪を切除せず、眼窩下縁骨膜に縫合します(Hamra法)。

     
     
    次の症例は眼窩脂肪の突出(baggy eyelids)を皮膚を切らず、経結膜的にアプローチします。
     
    久保先生の経結膜除脂術はすばらしいの一言でした。

     
     
    経結膜除脂術は当院でも人気のメニューの一つです。
    多くの美容外科医がそうであるように、私も眼窩脂肪の後方よりアプローチしています。
     
    久保先生は眼輪筋の直下より、隔膜前アプローチにて、眼窩隔膜をきれいに摘出して、
    眼窩脂肪を取り出していました。
     
    目のクマが2つに分かれているようなタイプの人(Double-convexity type)は眼窩隔膜を
    きれいに剥がし取らないとその形態は改善しません。
     
    久保先生曰く、
    「アメリカでは隔膜前アプローチが主流であり、この術式が理にかなっています。」
     
    目のクマのタイプによって、眼窩脂肪へのアプローチを選択するのがよいのでしょうか。
     
    このことは大いに参考になりました。
     
     
    講習会が終わり、充実感がみなぎり、ハイテンションな私です。
    嫌がる久保先生を無理やり、引き寄せての記念撮影です。

     
     
    熱い、情熱熱風セレナーデな一日でした。JASSは昇り竜の勢いです。

  • 50歳からの眼瞼下垂手術 -自分を取り戻す-

    2013-06-25 UP!     カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより

    モニターに協力して頂いた患者さんに感謝します。
     
    56歳の女性です。左のまぶたが下がっています。

     
     
    「左眼どうしたの?」と他人から言われるのが苦痛だったそうです。
    なにげなく言われる言葉に、人は負担を感じるものです。
     
    意を決して、当院を受診されました。
    両眼とも眼瞼下垂症がありますが、左が特に強いです。
     
    このような症例では、左眼だけ手術することもあります。
     
    Hering現象(患側を手術すると健側が下がる)を生じることがあるので、
    私は両眼を手術することをお勧めしています。
     
    正常な上まぶた                       眼瞼下垂の上まぶた

     
    上の図で、枝分かれした赤い線が挙筋腱膜です。
    眼瞼下垂では挙筋腱膜が瞼板から外れ、眼窩脂肪も上に偏移します。
     
    眼窩隔膜を切開して、挙筋腱膜を前転するのが信州大学方式の眼瞼下垂手術です。
    その際に抵抗となる下横走靭帯を切り離します。
     
    症状が強い左眼は、右よりも下横走靭帯が発達していました。

     
     
    手術して1週間後です。抜糸する直前の写真です。まだ、腫れています。

     
     
    手術して1ヶ月が経過しました。まぶたがすっきりとしてきました。

     
     
    写真をプレイバック。
    術前↓

    術後↓

     
     
    まぶたの上の凹みも改善されています。
    眼が大きく開いています。きらきらとお星様が輝いています。
     
    眼を開けるのに、不自然に眉毛、額を使っていましたが、もう不要です。
    30歳代の頃の自分の眼に戻ったと、患者さんも喜んでいました。
     
    この患者さんへのアンケートです。
     
    手術前の症状を10とします。
    肩こり10⇒1~2  頭痛10⇒2~3  眼精疲労10⇒0
     
    劇的な変化でした。もちろん、個人差はあります。
     
    見た目もずいぶんと若くなりました。
    なによりも眼を開けるのが楽になり、日常生活が快適でしょう。
     
    機能美を追求した眼瞼下垂手術を提供しています。

当医院は『予約制』です。お問い合わせ・診療のご予約はこちら 受付可能時間=診療時間 TEL 052-332-7870

診療時間

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当医院は『予約制』です
AM 10:00 - PM 1:00
PM 2:00 - PM 4:30
PM 5:00 - PM 6:30

○…通常診療
☆…手術/レーザー治療(フォトRFなど)/ヒアルロン酸/ボトックス治療など

アクセス

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名古屋市中区千代田3-14-14 パルティール鶴舞2F

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