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診療だより

診療だよりの記事一覧

  • マスターたちとの日々 その2

    2009-11-22 UP!     カテゴリー:その他, 診療だより

    勉強していますか?

    開業して1年6ヶ月になりました。
    名古屋という地方都市で個人クリニックを経営するとどうしても独りよがりになりがちです。
    美容皮膚科・美容外科の世界では特にそれが言えます。

    私がヒアルロン酸注入で最も影響を受けた平井 隆先生のクリニックに行ってきました。
    3度目の訪問です。渋谷駅南口のビルの中に渋谷イーストクリニックはあります。

     
     
    お昼の12時から夕方8時までみっちりと外来、施術を見学することができました。
    驚いたのは患者さんの層の幅広さです。この日はロシア人、グルジア人などいろいろな国の患者さんたちが来られました。インターナショナルなクリニックですね。
     
    一日中、接することで平井先生の治療哲学にも触れることができました。
    これは大きかった!それは哲学というよりは美学に近いのかもしれません。
    患者さんとの立ち位置が全く対等であり、治療も一方的に選ぶのではなく、患者さんと話し合いながらいっしょに考えて選んでいく先生の姿勢を強く感じました。
     
    あれだけ優秀な先生なのに患者さんに対してまったく偉ぶったりしないのです。
    自分もこんな先生になりたいと、意を強くしましたよ。
    私は短気でたまにイライラしてしまうことがあります。いかんですね~。
     
    平井 隆先生との貴重なツーショットです。

    技術的なことではヒアルロン酸注入の深さ、マッサージなど基本を再確認することができました。目のくまに対するアプローチには目からうろこが落ちる思いでした。

    ヒアルロン酸注入は簡単なようですが、奥が深い治療だと思います。
    量を注入すればよいというものではない。マッサージも繊細なタッチが必要ですね。
     
    ボトックス、炭酸ガスレーザー治療なども平井先生のセンスの良さに目が釘付けでした。
    いろんな点で自分の施術の再確認をすることができました。
     
    また平井先生の医療機器を選択するセンスにも衝撃を受けました。
    下の写真は次世代IPLでもあるI2LP デンマークDDD社製のエリプスフレックスです。
    数人の施術を見学しましたが、しみへの紅斑反応がとてもしっかりと出ます。

     
    黄色のレーザー光を発生するNORSELD社製DUAL YELLOWです。
    578nm511nmの2つの波長を発行します。赤アザ、血管拡張に抜群の切れ味です。
    このレーザーはまだ日本に5台しかないそうです。
    このような優れた医療機器を初期に世界から持ってくるセンスが平井先生の凄さです。

     
    スタッフとのツーショット。学生時代にはモデルもしていた素敵なスタッフです。
    おにぎり、ありがとうございました!名古屋に来たときは手羽先をご馳走しますよ。
    (気のせいか私の手がハート型になっていませんか?)

     
    帰りの新幹線の中では一心不乱にメモをまとめました。
    いい治療を提供するには生涯をかけて勉強を続けていくしかありません。

  • ボディシェイピング治療

    2009-11-04 UP!     カテゴリー:その他, 診療だより

    株式会社JMECさんが主催する第9回トータルアンチエイジングセミナーに参加しました。
    京王プラザホテルで開かれたセミナーは200人以上の医師が集まり大盛況でした。

     
    4部構成からなりとてもバランスのよいセミナーでした。
    私が特に注目したのが第1部の光レーザーと第3部のボディシェイピングです。
    このセミナー学んだことを順に列記します。
     
    後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)の最もよい治療はQスイッチルビーレーザーです。
    肝斑合併例もありどうしても炎症後色素沈着症(PIH)が気になります。
    ADMでのPIH出現率は66.6%とのこと。老人性色素斑の40.2%と比べると随分頻度が高いですね。肝斑合併例だと90%まで上昇するそうです。
     
    ADMはやはりレーザー治療前からビタミンC、トラネキサム酸の服用、ハイドロキノン軟膏の外用を行ったほうがよいようです。
    肝斑合併例ではドット(点)状の色素斑のみレーザー照射すべきですね。
     
    第3部のボディーシェイピング、つまり痩身です。
    今回、私が最も聞きたかったテーマです。
    従来の脂肪吸引に変わる治療としてのBody contouringという概念が注目されています。
    countouring、すなわち輪郭描出のことです。
    Body contouringとは脂肪を減らすだけではなくラインを美しくする意味のようです。
     
    JMEC社が取り扱っているVela ShapeとZeltiq の話を聞くことができました。
    Vela Shapeは高周波、赤外線、吸引マッサージの相乗効果で部分痩せによい機器です。
    セルライトの治療にも有効とされていますが、ある程度のシェイピング効果を維持するのに定期的に施術を受ける必要があります。

     
    Zeliq も部分痩せの機器ですね。皮膚を外から吸引して、その間の脂肪を4℃以下に冷却して溶解させるという原理です。Cryolipolysisという言葉も初めて聞きました。
    しかし、美容外科ではセルライトを含めていろんな造語が登場しますね(苦笑)。
    (これらの言葉は医学的に根拠のあるterminologyなのでしょうか?)
     
    Zeltiq はアダプターが大きいので腹部、腰部の大きな部分など適応が限られています。
    1~2時間かけて腹部の脂肪を冷却しながら融解します。

     
    理論、効果とも自分が納得した治療しか提供しないのが私のポリシーです。
    私が購入したいと考える痩身機器に少しずつ近づいてきました。

  • マスターたちとの日々 その1

    2009-10-23 UP!     カテゴリー:その他, 診療だより

    岐阜市の市田クリニックをご存知ですか?

    美容外科のクリニックさんです。院長の市田正成先生の技量には定評があります。
    岐阜市の郊外ですが東京、関西、九州方面からも患者さんが来られます。

    私も勤務医の時に見学させて頂いたことがあるのです。
    その時、市田先生は60歳くらいだったと思いますが、細かい手術を寸分のくるいなく執刀する様子はまさに匠の技でした(確かその時はtatoo切除後の植皮術、重瞼術、眼瞼下垂手術を見学したのを覚えています)。
     
    勤務医の頃に手術見学した際のツーショットです。
    私の右手と市田先生の左手に注目してください! 何かわかりますか?
    チューイングガムの紙でできた鶴です。
    片手だけでチューイングガムの紙で鶴を折る、これは最高の外科手術トレーニングです。
    市田先生の書物に書いてあり、一時期はまりました。そのことに触れたら、皮膚科医でそれやってる先生は珍しいな~、先生すごいよ、とほめて頂きました。

    市田先生の著作 スキル美容外科 手術アトラスは凄い本です。
    特にシリーズ1の眼瞼編は何回も読み返しました。

     
    今回、第3弾の鼻編が出版されたので早速購入しました。

     
    ヒアルロン酸隆鼻術についても書かれていました。
    私はある講習会で骨膜上にヒアルロン酸を注入する、と習いました。
    この本では注入レベルが皮下となっています。東海コラーゲン研究会での講師の先生も
    皮下に注入していました。

    ヒアルロン酸による隆鼻術は骨膜上の注入か、皮下注入か?

    私は最近では皮下へ注入しています。そのほうがより鼻筋が通る印象があります。
    ただし、あまり上方(眉毛側)まで注入しないように気をつけています。
     
    いかにも整形しました、というような鼻を作りたくは無いですよね。

  •  多血小板血漿療法 【W-PRP注入療法】

    2009-10-04 UP!     カテゴリー:PRP療法, 診療だより

    最も難渋する治療の一つが眼の下の小じわです。
     
    新しいタイプのヒアルロン酸であるリデンシティーもしくは多血小板血漿療法を行っています。
     
    多血小板血漿療法(W-PRP)はかなり普及されました。
    自分の血液を用いて肌の再生を促す、シワ・タルミの治療です。
     
    もともと血液に含まれている血小板や白血球は体にできたキズを治す働きをしています。
    その血小板と白血球を濃縮し併用して用いることで、ヒトが本来持っている自然治癒力・組織再生力を
    最大限に引き出します。
     
    自分の血液で自分の肌を再生させる、再生医療を応用した治療法といえます。
     
    当院での再生医療の手順について説明します。
     
    36歳のとてもチャーミングな女性です。眼の下のこじわを気にされて来院されました。

     
    特殊な採血管で採血します。この採血管1本で血液を9cc取ります。
    献血の400ccに比べるとわずかな血液量です。
     
    強く駆血しすぎると血球が破壊されカルシウムイオン濃度が高くなってしまいます。
    すでにこの時点から治療の仕上がりは影響されるのです。

     
    遠心分離機で血球成分と血漿を分離します。

     
    分離された状態です。ここからは採血管を振動させないよう慎重に取り扱う必要があります。

     
    血漿成分を1ccほど残します。ここに濃縮された白血球、血小板が凝集されています。
    血漿は上層からゆっくりと吸引していきます。撹拌させてしまうと効果が全くでません。
     
    *後輩ドクターより以下のような質問がありました。
    「遠心分離にかけると白血球、血小板などの血球成分もフィルター下の赤血球の層にいくのでは?」 
     
    下の試験管を良く見てください。中央に白い固まりがあります。
    これはフィコールのような分離フィルターです。これにより密度勾配遠心がかかり、白血球と血小板が
    白い分離フィルターより上の層にたまるのです。このフィルターがこの試験管のポイントです。


     
    塩化カルシウムが入ったスピッツに入れます。

     
    活性化されたW-PRPです。これは強力ですよ。

     
    30Gの針を用いて眼の下に注入します。注入点は3点、皮下脂肪のレベルに注入します。
    時間がたつにつれてゲル化が進むので、手早く正確に施術します。

     
    ガーゼを用いて顔の輪郭に沿って軽く押し広げます。強く押し付けるのもよくありません。
    この操作で仕上がりが左右されるほどです。

     
    施術直後の状態です。発赤が目立ちます。
    発赤は3日間くらいは目立ちますのでOLさんは週末の施術がよいでしょうね。
     
    W-PRP療法は下眼瞼の小じわよりはゴルゴラインのくぼみ、ほうれい線のほうが効果は高い印象を感じています。
     
    下眼瞼の小じわ治療として、
    W-PRP以外にもフラクセル照射、ペレブ(高周波治療)、リデンシティーなど多くの治療があります。
     
    侵襲が少なく、効果の持続期間がより長いのが良いのは言うまでもありません。
    これからもずっと眼瞼治療を追求していきます。

  • たかが粉瘤、されど粉瘤 season 2

    2009-09-24 UP!     カテゴリー:粉瘤, 診療だより

    前回は粉瘤 くりぬき法 season 3 を献上しました。
    しかし、粉瘤の全てがくりぬき法の適応ではありません。
     
    今回はメスでの切除縫縮のについてお話します。
     
    下の写真は足底の外傷性表皮嚢腫(粉瘤)のエコー像です。黒くぼんやりと写っているのが腫瘍です。
    足底の外傷性表皮嚢腫はエコー像がわかりにくいことが多いです。

     

    外傷性表皮嚢腫は壁が厚く周囲組織と癒着していることなどよりくりぬき法ではなく、
    メスでの切除を first choice としています。

     
    私は皮膚外科のプロフェッショナルです。最小切開を心がけます。

     
    病理組織で腫瘍が完全摘出できているのがわかります。通常の粉瘤と比べて内容物の密度が高く、
    嚢腫壁に virus 感染を示唆する所見があるのが特徴です。

     
    次の症例は右耳垂の粉瘤です。かなり大きくなっています。
    耳垂部の粉瘤は耳垂の両側(皮膚の表と裏)に癒着がある症例が多いです。

     
    表側の皮膚を含めて切除します。なかなか大変な手術です。

     
    もちろん完全摘出します。私はプロフェッショナルですから。

     
    皮弁を起こして欠損部を修復します。

     
    抜糸前の写真です。皮弁の血流に問題はありません。
    外観上も耳垂部輪郭の変形はさほど目立ちません。

     
    一口に粉瘤と言っても奥が深いですよ。
     
     
    【大切なお知らせ】
    耳の粉瘤はくりぬき法が不適です。メスによる手術をお勧めします。

  • 粉瘤 くりぬき法 season 3

    2009-09-17 UP!     カテゴリー:粉瘤, 診療だより

    粉瘤のくりぬき法の問い合わせが増えています。
    最近では滋賀県から患者さまが来られ手術しました。
     
    はっきり言います。
    くりぬき法はそれほど難しくないです!!
    ちょっとしたコツをつかんで、症例を選べば大丈夫です。
     
    くりぬき法は私のオリジナル技法ではありません。
    東京慈恵医科大学附属病院皮膚科の上出良一先生が最初に報告されたと記憶しています。
     
    私のブログは結構、皮膚科の先生方にも読まれているようです。
    くりぬき法を施行した日は手術室が粉瘤臭でもわ~っとします。
     
    そこで臭い分けということで全国の皮膚科の先生がたにもくりぬき法を施行して頂きたいと切に思い、
    再度くりぬき法について書く次第であります。

     
    背部の粉瘤です。上方に発赤があるのが気になります。
    炎症で周囲と癒着があるとくりぬき法では完全に摘出できないことがあるのです。

     
    このような症例ではまずエコー検査です。周囲組織との関係をくまなく観察しますが癒着を示唆する
    ひきつれ像はありません。また粉瘤の局在は浅く真皮内に限局しているのが分かります。

     
    4mmトレパンで発赤部をくり抜きます。

     
    内容物を出します。なんとも言えない臭いがたちこめます。

     
    ある程度、内容物が出し切るとCyst(嚢腫壁)が飛び出てきます。

     
     
    Cystを周囲組織から丁寧に剥離します。ここが一番のポイントです。
    Cystの一部をモスキートで保持し、眼科剪刃で鈍的に剥離すると上手くいきます。
     
    この際に2倍のルーペを使うとCystの輪郭がよく分かります。私は必ずルーペを使用します。
    このちょっとした手間が手術成績を大きく左右します。

     
    ぺしゃんこになったCystがきれいに出てきます。左側のセッシでつまんでいる部分が周囲組織(真皮)と
    Cystの境界です。必ずCystの底を確認します。

     
    もちろん、完全摘出です。

     
    摘出後はCystの残存がないかをルーペで確認します。

     
     
    夏は化膿するから手術しないほうがよいと言われる大先生がいるそうです。
    全くナンセンスです。私は季節に関係なく一年中手術しています。
     
    開業してから感染した症例は一例もありません。医学は進歩します。
     
    ゲンタシン軟膏を患部に塗って手術終了です。お疲れさまでした。翌日から入浴可です。

     
    病理組織検査で確認します。しっかりと取れているのが分かります。

     
    他の症例です。粉瘤が小さいとくりぬき法で病変のみがすっぽりと取れます。
    これはくり抜き法の極みですね。

     
    すべての症例でくりぬき法ができる訳ではありません。
    化膿して切開排膿されたことがある粉瘤はメスで切除したほうが無難です。
     
    下の病理写真を見てください。切開排膿した後にメスで切除摘出しました。
    Cystの周囲組織が瘢痕化しています。Cystと周囲組織が癒着するためくりぬき法では完全に
    取りきるのが困難です。症例の選択は重要です。

     
    くりぬき法は決して難しくありません。皮膚科の先生、がんばりましょう!
     
     
    【大切なお知らせ】
    化膿したことがある粉瘤はくりぬき法はできません。
    粉瘤の袋が周囲組織と癒着してしまうからです。メスでの切除しかできません。
     
    耳の粉瘤もくりぬき法は不適です。
     
    また、現在粉瘤が化膿して赤く腫れている状態なら、お近くの皮膚科で切開排膿処置を
    受けてください。その状態で当院を受診されても手術はできません。
    地元の皮膚科で切開してもらい、化膿が落ち着いた後紹介状を持参して来院してください。

当医院は『予約制』です。お問い合わせ・診療のご予約はこちら 受付可能時間=診療時間 TEL 052-332-7870

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AM 10:00 - PM 1:00
PM 2:00 - PM 4:30
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○…通常診療
☆…手術/レーザー治療(フォトRFなど)/ヒアルロン酸/ボトックス治療など

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名古屋市中区千代田3-14-14 パルティール鶴舞2F

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